家の中にも危険はいっぱい!猫にとって「危険なもの」を遠ざけておこう

人間にとって便利で安全なはずの「室内」でも、最低限の猫ちゃんへの配慮がないと、猫にとってはとたんに危険な場所になってしまう場合があります。

あなたの家の中で、猫に危害を加える可能性のあるもの(危険な場所、食べてはいけないもの、毒となるもの)を確認することは非常に大切です。

特に猫は好奇心の強い動物として知られ、部屋の中を探索したりするのが大好きな生き物です。

猫と暮らす上で、まず『これだけ』は注意して!

猫と暮らす上で、まずはこの点に注意してください。

  • 『薬品類』を猫が立ち入るような場所に置かない
  • コードや電気機器といった猫が噛んだりすると危険な物は極力対策をする
  • 棚の上の花瓶や小物など、猫が落として壊してしまうようなものは安易に置かない

ほかにも猫が登って落ちてしまうような場所がないか、猫が引っ張ると落下してしまうような物がないかなど、部屋の中の状態は常に猫ちゃん目線で考えることが重要です。

『何に興味を持つのか』というところは猫ちゃんの性格によっても異なるのですが、できるだけ注意深く対策をしてください。

また、猫ちゃんの様子は常に観察するようにしましょう。

猫にとって有毒な物を食べた場合は、『グッタリする』『何度も嘔吐をする』『ご飯を食べない』『歯茎の色がおかしい、腫れている』などの兆候が見られます。

そんな場合は、すぐにお医者さんに見てもらうようにしてください。

その際に食べたものがわかっている場合は、それを一緒に病院へ持ち込むことも大切です。

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部屋の中で猫ちゃんにとって『危険』で注意が必要なもの

ここでは室内にある物のなかでも、特に専門家が『危険』と指摘するものをいくつかご紹介します。

観葉植物や花

猫にとっては花や観葉植物なども、食べると有毒となってしまうものがいくつかあります。

その中でも『ユリ科』の植物は特に危険とされるので特に注意するようにしましょう。ユリ科の植物といえば、チューリップ、ヒヤシンス、スズランなどもユリ科の植物となり危険です。

他にもアジサイツツジ科の植物、観葉植物のポトスカラーなども皮膚炎や口内炎を起こすので危険です。

これらは花だけでなく、茎や葉も危険なので猫ちゃんに近づけないようにしましょう。

アセトアミノフェン鎮痛剤

薬類は猫ちゃんにとってすべて危険ですが、特に頭痛薬に使われる『アセトアミノフェン』には気をつけましょう。

人間にとっては比較的マイルドとされるアセトアミノフェンですが、猫にとっては体内でメトヘモグロビンと呼ばれる毒素に変換してしまい、最悪死に至ります。

人間には決しておいしそうに見えない薬でも、嗅覚の鋭い猫ちゃんにとっては甘い香りと感じることもあり、舐めてしまう可能性も考えられるのです。

ブラインド

猫は窓のブラインドで遊ぶのが大好きです。

ブラインドのすき間に入ったり、登ったり、コードで遊ぶなど、かわいらしい様々な遊び方を思いつきますが、これはかなり危険な行為となります。

ブラインドの羽根でケガをしたり、ヒモが体に絡まってしまったりする可能性があるので、猫ちゃんがいる場合は、できればコードレスブラインドやロールアップブラインドを使用することを検討してください。

置くタイプの殺虫剤や殺鼠剤

台所などのゴキブリやネズミ向けの殺虫剤や殺鼠剤を置いていると、猫が興味を持ってしまう場合があります。

殺鼠剤の場合、「累積毒剤」と「急性毒剤」といった2種類の毒を用いることが多いです。

「累積毒剤」は、クマリン系化合物により血液が固まることを阻害し、もろくなった血管から出血を起こすタイプの毒物です。

「急性毒剤」はその名のとおり即効性のある毒物で、食べただけで死に至ります。

この中でも特に「累積毒剤」を用いたタイプは、警戒心を弱める目的で使用される(急性毒剤はネズミが寄りつきにくい)ために嗜好性が強く、比較的猫も興味を持ちやすいです。

そのため誤って食べてしまうと、猫にとってもネズミと同様の作用が出てしまうので注意が必要です。

「急性毒剤」は猫でも死んでしまうので、こちらは使用しない方が良いでしょう。

人間の食べ物

人間の食べ物はだいたい猫にとっては危険です。

レーズン、ニンニク、ブドウ、人工甘味料を使ったデザートといった人間の食べ物は、猫にとって非常に毒性が強いです。

昔は『猫まんま』といってご飯にかつお節をかけたものを与えていたイメージもありますが、その頃と比べて猫の寿命は2倍に増えています。

このことからも『人間の食べ物は猫にとってあまり良くない』ことが分かりますよね。

猫ちゃんにはきちんと良質なキャットフードを与えてあげましょう。

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乾燥機や洗濯機

暖かい洗濯機や乾燥機の中は、猫ちゃんにとってはとても居心地の良い場所になります。

「まさか?」と思うかもしれませんが、乾燥機やドラム式の洗濯機の中でスヤスヤ眠っている…なんてこともあり得るので、洗濯する際は「猫が隠れていないか」を少しチェックするようにしてみてください。

ストーブやヒーターなどの暖房器具

猫は危険を察知できる動物なので、よほどの事がない限り自らストーブに突撃することはありませんが、遠赤外線ストーブや石油式ストーブなどを使用する際は少し気をつけてあげた方が良いです。

特に上部にヤカンを乗せることができる石油式ストーブなどは、猫が誤って飛び乗ってしまう場合もあるので注意してください(猫は高いところに飛び乗る習性があるため)

冷蔵庫

こちらもよほどの事がなければ大丈夫ですが、猫は冷蔵庫の中に潜入することが知られています。

猫は寒いところは苦手ですが、狭い場所は大好きだからです。

ふと目を離したすきに冷蔵庫に入っていた!なんてことも絶対ないとは言い切れないので、できれば注意してあげてください。

針と糸

小さな針や糸も猫が興味を持ちやすいので注意してください。

針は誤って飲み込んでしまうなどすると大変ですし、糸で遊んでいると絡みついてしまって取れなくなる場合があります。

裁縫の途中は猫ちゃんをケージに入れるなど、できる限り近づけないようにしましょう。

アイロン

高温のアイロンに猫が近づくことはあまりないとは思いますが、アイロン台には飛び移る危険性があるため気をつけましょう。

不安定なアイロン台に飛び乗ってしまうとアイロンごと転倒してしまい、猫ちゃんが大火傷をする恐れがあります

ケーブル&コード類

ケーブルやコード類もできるだけ隠した方がよいです。

猫は紐をかじるのが好きなので、猫ちゃんが触っても良いおもちゃの紐以外はできるだけ隠しましょう。

ケーブルはできるだけ束ねて固めておくと猫も興味を持ちません。

小物類

棚の上に置いているような小物は猫ちゃんに「落下させられる」可能性が高いです(猫ちゃんの性格にもよりますが)

落とされると危険なもの、落とされて壊れるとショックなものは、猫ちゃんが触れないディスプレイ棚などにしまうようにしましょう。

大抵の棚や家具は猫ちゃんが登れると思っておいてください。

猫ちゃんはどこにでも潜り込めるし、どこにでも登ることができると考えよう

猫ちゃんは身体能力がとても高く、狭いすき間にも入り込むことができるので、基本的に「行けない場所はない」と思っておいてください。

棚の上、段ボールの中、家具と家具のすき間、クローゼットや押し入れ、階段の手すりなどなど、どこにでも入り込むし、高い場所があれば登ろうとします。

特に子猫の時は好奇心がとても旺盛なので、ちょっとした不注意がケガや事故へとつながってしまう事もありえます。

ある程度大きくなるまではケージ飼いするのがオススメですが、そうでない場合は目を離さないように注意することが必要です。

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