猫のフードの切り替え方とは?切り替える時においてのポイントや注意点について

食べさせてみた

これまでとは違う新しいフードを買ってきて、切り替えようとした時にそのまま新しいフードをあげてしまうのではなく、切り替える際の注意点と対処方法を知っておく必要があります。

急にフードを替えてしまうのは下痢などの原因にもつながるので、新しいフードに切り替える方法を紹介します。

【急なフードの切り替えが危険な理由】

フードをいきなり切り替えてしまうと吐き戻したり、食いつきが悪くなったり、消化器官に負担がかかり下痢や便が柔らかくなってしまうといった症状が出ます。

また、以前あげていたフードよりもカロリーが低いフードに切り替えた場合、物足りなさを感じて猫ちゃんに強いストレスがかかってしまう場合もあります。

【急にフードを切り替えた場合に起きる症状】

まず「下痢を引き起こしてしまうことがある」点です。
猫は慣れていないフードを食べると胃に負担がかかるので、お腹を壊してしまいます。

普段食べたことのないフードを大量にたべてしまうとどんなに素材が良いフードでも下痢や軟便を引き起こしてしまいます。
特に子猫の時期は脱水症状に陥ってしまうこともあるので、急にフードを変えるのは危険です。

そして、「吐き戻してしまうことがある」点も知っておきましょう。
慣れていないフードを急に食べてしまうことで胃がビックリして吐き戻してしまうことがあります。
吐き戻しは猫ちゃんにとっても大きな負担となるので、急激に切り替えてはいけないのです。

【どのように切り替えるのが猫の負担にならないのか】

猫の負担にならないように新しいフードに切り替える方法として、1週間から10日ほどかけてこれまでのフードと混ぜながら、少しずつ新しいフードの量を増やして切り替えていくと、猫の負担を少なくて済みます。

切り替え期間を1週間で終えるようにしても良いですが、猫ちゃんの負担が増えてしまい、逆に期間を取りすぎてしまうのも良くありません。
切り替える際は短すぎても長すぎてもいけないので、目安として10日間、最大でも2週間にしておくのが良いです。

1日目は今まであげていたフードに対して10%新しいフードにし、2日目は20%、3日目は30%、4日目は40%と1日ごとに新しいフードの量を増やしていきましょう。
急にフードを変えると体調を崩してしまう場合があるので、徐々に新しいフードの量を増やして、慣れさせてあげることが大切です。

徐々に新しいフードの割合を増やしていって、10日を目安に完全に切り替えていくのが猫ちゃんの胃腸に負担を少なくします。
10日間かけてフードを切り替えていくことによって、胃の負担を減らし、猫ちゃんの食いつきも良くなります。

猫ちゃんによっては好き嫌いがある場合もあるので、嫌いなフードの場合はゆっくりと切り替えても食べない可能性もあります。
好みの風味を知っておくと新しいフードを選びやすくします。

切り替えている途中で吐き戻しや食いつきが悪い、下痢などを起こしてしまった場合は一度今まであげていたフードに戻してあげて、再度少しずつ切り替えていくのが良いです。
それでも症状が出てしまう場合は新しいフードは猫ちゃんに合っていないことが分かります。

【もし食べてくれない場合でも様子を見ること】

フードを切り替えることは簡単ではなく、最初はなかなか食べてくれないことがあります。
前に食べていたフードに少し混ぜてみたりして様子を見ましょう。

猫ちゃんが時間をかけて新しいフードに慣れてくれたら食べてくれることのあるので、食べてくれないからといってすぐに判断しないようにすることもポイントです。
1ヶ月経っても食いつきが悪いようなら、別のフードに変更を考えるのが良いです。

また、猫は食べムラがある動物なので、今まで与えていたフードを食べないからと新しいフードに変えたら食べてくれた、でもすぐに食べなくなった、また新しいフードにするといった頻繁に新しいフードに替えてしまうのは猫にとって大きな負担となります。

新しいフードばかり与えていると負担が大きくなり、体調不良を引き起こすリスクを高めてしまいます。
猫は新しいフードに慣れるのに時間がかかるので、食べてくれないからといって新しいフードを色々食べさせてしまうのは良くありません。

【飽きっぽい猫ちゃんの場合はローテーションを取り入れる】

飽きっぽい猫ちゃん場合は複数のフードを用意してローテションしてあげることで食べてくれないといった悩みを減らします。
ある程度気に入るフードを身体に慣らしておいて、食べ飽きたフードが出てしまっても他のフードですぐに対応できます。

ただ、複数種類与えるよりは1種類のみを続け他方が健康的には良いので、飽きっぽい猫ちゃんに対しての1つの方法として覚えておくと良いでしょう。

【フードの切り替えに不安を感じる場合】

フードには色々な種類があるのでどれを与えれば良いのか、自分の猫ちゃんが食べてくれるのか不安に感じてしまうことがあります。

フードの切り替えは猫ちゃんにとっても負担になるし、極力フードの切り替えはしたくないと考えている人に「全ステージ対応」のフードをおススメします。
子猫からシニアまでずっと食べ続けることができるフードなので、切り替えの不安を減らすことができるでしょう。

よって、フードの切り替えは10日くらいかけて少しずつ新しいフードの量を増やしていき、徐々に慣れさせていくのがベストな方法と言えます。
フードの切り替えに不安を感じる場合は全ステージ対応のフードを選ぶことで、どの年齢の猫ちゃんに対応できフードに切り替えを減らすことが期待できます。

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