猫のしっぽが『ボワッ』ってなるときありますよね?
そんなとき、猫ちゃんはどんな感情なのでしょうか。怒ってるの?恐がってるの?気になりますよね?
ここでは尻尾がボワッとなっているときの猫ちゃんの感情についてお答えします。
猫のしっぽがボワッとなるときの感情①「驚いたり恐怖を感じて、相手を威嚇している」
猫が驚いた場合や恐怖を感じたりしている状況の中で相手を威嚇するときは、体を大きく丸めた状態でしっぽをボワッっとさせます。
これは猫ちゃんの本能で、怖さを悟られないように自分の体をより大きく見せているのです。
内心は怯えているのですが、相手に内心を悟られてはいけないので必死に虚勢を張っている状態です。
なんだか人間と似てますよね。
めちゃめちゃ怒って威嚇してる子猫
犬とわたりあう強気な猫
猫のしっぽがボワッとなるときの感情②「怒っているから威嚇!」
猫が相手を威嚇する場合に、しっぽが上に向かってピンと伸びながらボワッとすることもあります。この場合はより本気です。
これは「かかってこいニャ!!」という臨戦態勢をとっていることになります。(本当は怯えているんですが…)
尻尾を膨らませる理由は、猫が自分自身をより大きく見せて威嚇するためです。
猫は基本的に狩り以外では好戦的な動物ではないので、ケンカや威嚇となると基本怯えています。
威嚇してしっぽがピンッてなる子猫(かわいい)
猫のしっぽがボワッとなるときの感情③「興奮している」
猫が興奮したときもまるでキツネみたいに尻尾だけがボワッとなります。
この場合はボワッとさせたまま動き回ったりして、しばらく戻らないことも多いです。
雪に興奮してボワってなってる猫
気持ちが高ぶると猫のしっぽはブワッとなるみたい
猫のしっぽが「ブワッ」「ボワッ」となるのは、主に気持ちが高ぶったときが多いようです。
「こわい!」「なに!」「おこった!」「うわー!」みたいに、人間だと心臓がドキドキするときのような感覚ですかね。
こういった時、猫ちゃんは感情的にデリケートな状態なので、むやみに触ったり近寄らないのが賢明です。
落ち着くまでしばらく待ってあげるか、驚いたり恐がったりしている原因を取り除いてあげましょう。
何か新しいものを見て「うわー!」っと興奮しているときにもしっぽが「ボワッ」となって、その後は普通にしてるけどしっぽだけそのままの状態というのも可愛いですよね。