猫の糞にいる寄生虫「トキソプラズマ」が感染者の起業をうながすという研究結果が話題となっています。
なんだかよく分かりませんが、一体どういうことなんでしょうか…??
猫の糞にいる「トキソプラズマ」が人間に与える影響
(CNN) 猫の糞便(ふんべん)などから感染する寄生虫のトキソプラズマには、恐怖心を抑え、起業家に特徴的なリスクに挑戦する思考を促進させる効果があるかもしれない――。コロラド大学ボルダー校の研究チームがそんな研究結果を発表した。
この研究は25日の学術誌に発表された。研究チームによれば、トキソプラズマは主に猫の糞便を通じて人に感染する。大抵の場合、感染しても風邪のような症状が出る程度だが、体内にはとどまり続け、脳に到達することが多いという。トキソプラズマに感染している人は世界で推定20億人に上る。
トキソプラズマは、ネズミに感染すると、猫に対する恐怖心を薄れさせる効果がある。人間の場合、運転中の激情や自殺、統合失調症との関係も指摘されており、危険な死に方をした人は、トキソプラズマに感染していた確率が高いことも分かっているという
研究チームのステファニー・ジョンソン氏は「トキソプラズマの感染率が高い国ほど、起業家精神も高い」と解説する。
引用:CNN
ねこ
ねずみ
飼い主さん
ん〜。ありがたいのかありがたくないのかはわからないけど、いまのところ起業したいと思ったことはないわね
トキソプラズマは世界人口の30%が感染している(日本では10%)と言われるのですが、あまり問題になりません。
その理由は「特に目立った症状は出ないから」ということらしいのですが、どうやらトキソプラズマには宿主の脳をコントロールする特性があるそうなのです。
そのひとつが今回の起業精神が高くなるということみたいなのですが、他にもこんな症状があると言われています。
トキソプラズマの影響
- 反社会的行動に出やすくなる(男性)
- 集中力の欠如(男性)
- 社交的になる(女性)
- 性的に魅力的になる(女性)
- 自殺が増える(男女共)
男女で差があるのが不思議ですね。主に女性にはメリットだったりww…!?
ねずみ
あと、基本的に「トキソプラズマの除去は不可能」みたいです。
飼い主さん
ひ〜。近寄らないで〜。
ねこ
ねずみ
実際には日本の飼い猫のトキソプラズマ感染率は減少しているらしく、人間への感染はめったにありません。
ごく基本的なこと(口移しで餌を与えない、動物に触ったら手を洗うなど)を徹底していれば、そんなに怖がる必要はないようです。
ここ数年、猫のトキソプラズマ感染率は低下しています(2003年のデータで、国内の飼い猫の5%に感染歴があったという報告があります)。
引用:マイナビニュース
ただし妊婦さんは胎児に影響がでる場合(先天性トキソプラズマ症)があるようなので、ちょっと気をつけた方がいいようです。
あと、トキソプラズマ自体がめっちゃ賢いみたいですね。ネズミからネコへ…、そして…
ネコに食べられやすくするため、トキソプラズマがネズミに引き起こす行動の変化は、反応時間が遅くなる、無気力になる、危険を恐れなくなるというものだが、このような変化はトキソプラズマに寄生された人間にも現れることをフレグル氏は発見した。しかし、トキソプラズマがどのような方法でそうした変化をもたらしているのか、最近までほとんど解明されていなかった。
ねこ
ねずみ
Twitterでの反応
野外に出た猫はトキソプラズマ持ってたりするから
やたら保護猫プッシュするのもあんま良くないよなあ。 pic.twitter.com/j8MUSBimXc— 山田あおのり (@aonori_yam) 2018年7月26日
世界人口3分の1がトキソプラズマに感染してるらしい。予防するワクチンもないとのこと。反社会的男性、社交的女性は感染者らしい。 pic.twitter.com/Vf8vt32ZAN
— (後光)鎌田紘子🧘♂️ (@hirokokamata12) 2018年7月26日
子どもの時、猫の多頭飼いだったので妊娠時にトキソプラズマに感染していると判明したが(→問題なし)コヤツに操られている?笑
— Takahashi Haruko (@frakuharuru) 2018年7月25日
つかトキソプラズマは土壌にもいてるよー。過剰に猫のせいにしないでねぇー
— 優@……(^q^) (@_Mark_6_) 2018年7月25日
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