人間の医療はどんどん進んでいると言われますが、それはペットについても同じです。
猫ちゃんの寿命もどんどん延びていて、1980年代の調査では猫の寿命はわずか3歳程度だったのが、2008年の調査ではなんと15歳にまで伸びています。
今の私たちの認識では猫ちゃんの寿命は10歳くらいのイメージがあるのですが、ほんの40年前はわずか3歳までしか生きられなかったというのは衝撃ですね!
飼い主さん
ねこ
その理由は医療技術の進歩ももちろんですが、キャットフードが進化したことにより栄養状態が良くなったことが理由みたいです。
当時は残念ながら猫の健康を考えたキャットフードというのはあまりなく、ペットとして飼われていた猫は人間の食べ物を与えられていたそうです。
参考 犬猫の寿命について(高齢化対策)参考文献しかし、猫ちゃんの寿命が延びたことにより、飼い主さんの経済的な負担も増しているのは事実です。
飼い主さん
ねこ
ねずみ
ペットは人間のように健康保険がないので、医療費は基本全額負担です。病気やケガ、骨折など、猫ちゃんとの生活で起こりうる健康トラブルは多々あります。
もし、猫ちゃんに大掛かりな治療が必要になったら?そんなときに人間なら『保険』に入りますよね。
では猫ちゃんはどうなんでしょう。猫ちゃんに保険は『不要?』『必要?』
そんな猫ちゃんの保険について考えてみました。
猫ちゃんにペット保険は必要?不要?
貯金するのとペット保険はどっちがおトク??
ペット保険に入るかどうかを迷うとき「貯金するのとどっちがいいの?」という点は気になる所ですよね。
結論からいうと、保険と貯金のどちらがいいかについては、当たり前ですが『猫ちゃんの健康次第』というところになります。
猫ちゃんの病気やケガはいつ起こるかわからないですからね。
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参考
ペット保険一括査定サイト保険スクエアbang! ペット保険
猫ちゃんの診療は全て実費負担ですので、1回当たりだいたい数千円〜15,000円程度になる場合が多いです。
また入院などすると数十万円の金額が必要になるケースがあるため、猫ちゃんのー生涯の病気や事故までをも想定すると保険に加入する方が安くなるケースもあるかと思います。
ここではペット保険の特徴をみながら「保険と貯金どっちがいいの?」について考えていきましょう。
ペット保険には掛け捨て商品しかない
ペット保険は全て「掛け捨て」なので、猫ちゃんが病気にならなければ払いっぱなしということになり、損した気分にもなってしまいますよね。
しかし、猫ちゃんを育ててみると、意外にも病院に行く機会は多いものです。
特に飼いはじめのころでも「うんちが緩い…」「1日に何度も吐く…」「肛門がなんだか赤い…」
といった自分では解決できない『気になること』が続々と出てきます。
実際に病院に行ってみると大したことがないケースも多いのですが、やはり心配事はなるべく早く解決したい!という気持ちがありますよね。
しかし動物病院の費用は自由診療になるので、人間のように健康保険がきかずに高額なケースが多いです。
人間の場合は3割負担なので10,000円の病院代でも3,000円の負担ですみますが、猫ちゃんの場合は10,000円まるまる支払う必要があります。
そのため、1回当たりの診療が、だいたい数千円から1万円ちょっとくらいかかってしまうので、頻繁に病院に行くとなると費用面での負担が大きくなってしまいます。
ペット保険は高齢になると入れない
ペット保険には「年齢制限」があり、だいたい8歳くらいまでが加入可能な期間となるケースが多いです。
そのため、高齢になってから「そろそろ保険に入ろうかな?」と思っても、入れないケースも出てきます。
また、すでに発症している疾病については保険金支払いの対象外となるので、将来的に保険に入るつもりであるなら早めに入ってしまった方が、入れる保険の種類も多く、結果としておトクになることもあります。
若いうちだけ入るのもアリ
ペット保険は、逆に「若いうち」だけ入るのもアリだと思います。
高齢猫の方が病気になりやすいのは確かですが、1〜2歳の幼い頃も免疫力の弱さからの病気や、思わぬ事故によるケガといったトラブルがあったりします。
また飼いはじめのころは原因がわからないトラブルに見舞われることも多く、何かと気になることも多いので「すぐに病院にかかれる環境」というのは心強いと思います。
こまめに病院に行くことで、病気の早期発見ができるケースもありますからね。
ペット保険を利用すると自己負担額は5割〜8割
では10,000円の診察代の場合にペット保険ではいくらかかるかというと、保険会社や保険商品、プランにもよりますが、だいたい50%、70%となります。(80%という商品もあります)
70%プランの場合、10,000円の診察代だと自己負担額が3,000円ということなので、1回あたりの負担額はかなり少なくなりますね。
飼い主さん
ねこ
ペット保険に加入する場合は、『生涯保険料』を把握しよう
ペット保険の自己負担額が3割と聞くと『安い!』と思うかもしれませんが、ペット保険の価格は猫ちゃんが年齢を重ねるごとに値上がりしていきます。
年齢が幼いうちは良いのですが、年齢が上がってくると保険料が高くなってしまいます。
しかしながら、年齢を重ねるとケガや病気になる可能性もグッと高まってしまうので、そこのバランスが難しいところですよね。
入院や手術となると数十万円単位の費用がかかる場合もあるので、そういった時にこそ保険は真価を発揮します。
保険にかかるコストについては、できれば年額で支払う金額と、戻ってくる金額を想定して、『生涯保険料』を意識して比べてみると良いと思います。
ペット保険選びで意識したいところ
- 更新時の値上がり金額を確認しておく
- 補償割合、補償対象、適用される補償範囲について確認する
- 免責金額、年間補償限度額といった支払い限度について確認する
- 生涯支払う『生涯保険料』を意識する
ペット保険には様々な商品があるので、自分にあった補償内容を見つけるには、「一括査定」が便利です。
特に「補償内容を手厚くしたい」「費用をできるだけ抑えたい」といった様々なニーズがありますので、いくつかの保険商品を比較して選ぶと、自分にあったものが見えてくると思います。
参考 ペット保険一括査定サイト保険スクエアbang! ペット保険【結論】ペット保険には入った方がいいと思います!
日本のペット保険の普及は遅れていると言われていましたが、最近はペット保険の種類も補償内容も充実してきて、加入するハードルが低くなっています。
確かに掛け捨てのペット保険に加入していても、使う機会がなければ、お金は戻ってきません。
しかし猫ちゃんは生き物ですから、万が一の事態が起こる場合もあります。
なにより飼っている猫ちゃんが、手術や入院、精密検査などをしたことにより、お金のかかる経験をされた方は、みな一様にペット保険の必要性を主張されています。
最終的に保険に加入されるかどうかは本人次第になりますが、たとえ病院にかかることがなかったとしても、毎月2500円ほどの負担で猫ちゃんの健康に関する安心を得られるというのは、決してデメリットではありません。
もし猫ちゃんになにかあったら、しっかりとした治療を施してあげたいですよね。
特に猫ちゃんは病気を隠す動物なので、飼い主さんが異変に気がついた時点で、すでに症状は悪化しているケースは意外と多いものです。
どんな小さな異変でも、費用をあまり気にせず病院に連れて行ける安心感は、ペット保険ならではです。
ペット保険が必要か、不要か。あなたとあなたの猫ちゃんのために一度じっくり考えてみてくださいね。
保険選びは厳選された保険会社を比較できる一括査定がベンリです
参考
ペット保険一括査定サイト保険スクエアbang! ペット保険
【参考までに】ペット保険に入った人の口コミ
猫の保険が【必要】だという口コミ
ペット保険は高い治療費を補えることができるのが魅力
動物病院にかかったことがある方はご存知だと思いますが、猫ちゃんの治療費はとても高いんです。
私の家の猫ちゃんが風邪をこじらし入院したとき入院代・通院代もかなりの額になりました。入院代が1日2万×7日=14万 通院が0.5万×5日=2.5万 合計16.5万かかりました。
私にとって動物病院の治療費は高いものでした。でも家の猫ちゃんが元気になったからまーいいかと思っています。
こうした突然の大きな出費が必要になっても、ペット保険に加入していれば、何割かを補助してもらえるんです。
日頃から貯金がたくさんある方は別として、あまり大きな出費ができる状況にない方には、保険をお薦めします。私の場合、どうしようもなくなり親に泣き付いてお金を借りたんですが・・・。
動物病院側としても、高くかかるものを高い値段で請求しているだけなので、致し方ないと思います。
また、普段から猫ちゃんに接しているとペット保険に加入していることで、猫ちゃんがおかしいと思ったらお金の心配をせず病院に連れて行けるメリットもあります。
個人的には金銭面もペット保険にはメリットを感じますが、心理的な安心感をもたらしてくれる点が大きいと思います。
例えば家の猫ちきゃん連続で嘔吐していたときがあります、前は餌を減らしたり様子を見ていたんですがペット保険に入ってからは、治療費のことよりも「早く病院に連れて行かなきゃ。」と。
このように早く病院に連れていけるようになるのも、ペット保険のメリットの一つと言えます。
お金の心配がなくなることは本当にありがたいです。以前は様子をみてから病院に連れて行こうとして、猫ちゃんは風邪をこじらせてしまいました。
猫の保険が【不要】だという口コミ
ペット保険にはデメリットがあると思います
ペット保険のあまり良くないと思われるポイントを紹介していきます。
ペット保険は掛け捨てが一般的です。
貯蓄タイプの保険とは違うので、使う機会がないとお金を払うだけで終わってしまいます。
ある調査では。ペット保険に対して、「具体的に検討中」「いつかは加入したい」と答えた方が、51.6%にも上ります。
ただ、今現在の日本のペット所有者のペット保険加入率は5%程度なんです、少ないですね。
その理由が「保険料(掛け金)」です。
確かに払うだけ払って使わなかったら、無駄にお金を払っている気がしますよね。
ただ飼っている猫ちゃんが入院必要になったときに、10万以上のお金が必要になります。
私は、恥ずかしい話ですが親にお金をかりました。自分で貯蓄していればいいのですが、お金借りられなかったら本当につらいことになりますよね。
スウェーデンは世界で初めてペット保険ができた国としても知られており、そんな動物愛護大国では犬と猫の所有者のおよそ50%がペット保険に加入しています。
他イギリスでは25%、アメリカでは5%ほどです。まだまだ一般的とは言い難いですね。
また請求がめんどくさいこともあります
ペット保険は会社によって、ちがいますがアニコム損保などは、専用の保険証が届き、対応している病院であれば、窓口で割引が適用になりものすごく便利なのですが、私の入っている保険は病院の領収書を保険会社に送付する必要があります。これは正直面倒くさいです。
また、先天性疾患や既往症などが保険対象外の場合が多いです。
生まれつき持っている病気や、保険加入前から持っていた病気に関しては、ほとんどの会社が保険適用外になってしまうのです。
保険に加入していたとしても、必ずしも満足がいくように、お金が戻ってくるとは限らないんですよね。
この点、保険会社の条件をよく確認する必要がありますね。
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